HTML基礎編

 それでは早速、HTMLの基礎を固めていきましょう。HTMLの概要について確認した後、HTMLの基本タグ、HTMLのインライン要素とブロックレベル要素について検討していきます。ここで確認するのは、以下のようなメニューです。一つずつ確実に学んでいきましょう。
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HTMLの概要

あらためてHTMLとは

 改めましてHTMLとは何でしょうか。「ウェブページを作る技術?」「プログラム言語?」と思った人。いずれも正解です。
 HTMLとは、Hyper Text Markup Languageを略したもので、ウェブページを作成するための言語。あるウェブページから別のページにジャンプする、いわゆる「リンク」は、正確には「ハイパーリンク」と言いますが、この形式で記述された文書である「ハイパーテキスト」を記述するための言語がHTMLということになります。
 ところでHTMLにもバージョンがあるって知ってますか?Windowsも95、98、2000、XP、7、8、10とバージョンアップしてきましたが、HTMLにもあるんです。HTMLは、さまざまな団体や企業によって、新たなバージョンが生み出されたり、標準化が行われたりしてきました。とはいえ、バージョンが上がったら、古いウェブページが見られなくなったら困ります。ので、基本的には下位互換でバージョンが上がっても過去バージョンがダメになることはありませんが、新しい方がいろいろできそう!ということで、このサイトも一応「HTML5」を想定しています。

タグによって記述

 HTMLは、タグと呼ばれる記号によって記述されます。具体的には<●>~</●>といった記号です。「●」のところにアルファベットの記号が入ります。
 例えば「本日のオススメです」という文字の「オススメ」だけを太字にする場合、HTMLは「本日の<b>オススメ</b>です」と記述します。つまり、太字にするという意味を持つ「<b>~</b>」というタグで「オススメ」という文字を挟んでいるわけです。
 サンプルを示します。でもまだ作らなくていいですよ。見るだけでいいです。あとでじっくりやりますのでここはよく見るだけ。以下のイメージでは「オススメ」という言葉をそのままにした場合と、<b>~</b>タグで挟んだ場合のHTMLタグとブラウザでの表示結果を示しています。結果は少しわかりにくいですが<b>~</b>タグで挟んだ方が少し太字になっているのがわかりませんか。ウェブページは、このようなタグによって文書を構造化したり装飾することで作られています。

  

  

 そこで次に、HTMLの基本タグを確認しましょう。

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